北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0004】Palacios Remondo Propiedad 2005

 
 新サイト*1への引っ越し記念として、某所から素晴らしいシャンパンが到着…かと思いきや、手違いで届かなかったのでガックリ。しかしこの日(09/02/01)は呑む気満々だったので、ちょっと奮発してプロピエダッドをいただくことにした。うきうきワインの玉手箱で、4000円を切っていたぐらいで入手してあったもの。ガルナッチャとテンプラーニョが主成分、らしいが…。
 
予約販売・プロピエダッド
 
  開栓。鼻先に突っかかってくるような。よくある葡萄の香りとはかけ離れた、どちらかといえば植物の香り。線香?嫌な匂いではないが、かなり日本離れしているし、いつも呑む赤ワインともかけ離れている。サッと飲み込むと、渋みや甘みより苦みが先行するが、ゆっくり飲むとちょっとトロミを伴ったボリューム感のある味。甘みもじんわり。飲みこんだ後、香りと苦みがブワーっと来て、その後も暫くは後味をひく。決してまずくはないが、なかなか飲み慣れない。
 
 デキャンタにうつすと少し丸くなったけれども、香りはそんなに変わらない。スイスイと呑めるシロモノではないらしく、結局その日は半分で終了。翌日、もうちょっと苦くなくなるかなと思ったが、頑固な人らしく、あまり変化無し。ただ、これはこれでおいしかったらしく、結局呑んでしまった。
 
 慣れない、ととるか、それとも開栓が早すぎるととるのか、その両方か。またいつか対戦したいワイン。