北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0005】Veuve Cliquot Yellow Label Brut. N.V.(ピッコロサイズ)

 今日のご飯は、フランスパンにガーリックバターを塗ったもの・100g240円の激安パンチェッタをガーリックと玉葱とオリーブオイルでゆっくり焼いたもの・シラスとキュウリと水菜を胡麻油であえたサラダ、白菜とトマトをベースにした豚肉スープ。今日は先にご飯を食べてから、以下のワインを呑みにかかった。
 
ヴーヴ・クリコ ピッコロサイズ(リンク先は、グラスとのセット)

 
 まずは前哨戦として、クリコのイエローラベルから。
 
 ピッコロサイズのボトルながら、開栓はスムーズ。こんな小さいボトルを空けるのははじめてだったが、堅すぎず柔らかすぎず、開栓しやすかった。
 
 クリコとモエとを比べると、クリコは葡萄の香りと酸っぱさ、ほのかな苦みを感じやすいシャンパンだと認識していたけど、久しぶりに呑んだせいか、舌が変化したせいか、なんだかえらく酸っぱく感じる。スプマンテやモスカートばかり呑んでいたせいだろうか。もともと他のシャンパンに比べて「ゆっくりしていってね!」という感じが少なく、ジューシーな感じが初心者たる自分にはぴったり、と思っていたんだけど、味も香りも、予想以上に酸味が先行して驚いた。喩えるなら、伊予柑を期待していたらオレンジだった、みたいな。もしかして、窮屈なボトルに入っていたせいなのかな?
 
 泡のきめ細かさはさすがに綺麗なもので、味ももちろんガタガタ言う余地なくおいしいはおいしい、んだけど、ハーフボトルで2400円ぐらいに値を戻してくれるのを首を長くして待ちたいところ。昔はそんなに高くなくて、品質の安定性の高いジューシー系シャンパーニュとして凄くありがたい存在だった。けれど、今のコストパフォーマンスだと、まともに買うにはきつすぎる。p_shirokuma的には、安くて香りの安定感のあるチリワインや、クセはあるけど退屈しないスペインワインか、泡が欲しければカヴァかスプマンテかムスーにトンズラしたくなってしまう。