北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0018】Castillo de Mont-Blanc CAVA BRUT (N.V.)


カステロ・デ・モンブラン・カヴァ・ブリュット
 
 今日はホワイトデーということで、少し頑張ることに。豚肉とキャベツのオイスター風味のホットドッグ+コッパとニンニクとオリーブを炒めたものを使ったペペロンチーニ、シラスとキュウリの酢の物、をいただく。嫁様でも呑みやすいスパークリングワインを選ぶことにした。近所のスーパーで1600円で売られていた辛口カヴァ。
 
 開栓するも、ちっとも香りが漂ってこず、グラスに注いでも大粒の泡が申し訳程度に湧いてくる惨状。こりゃハズレを掴んだかなーと思ったけど、暫く経ったら泡がしっかり出てきた。弱いながらも香りも漂いはじめ、青リンゴを連想。
 
 実際に呑んでみると、辛口で青リンゴな味わいよりも、ややこしく楽しい後味のほうに惹かれた。甘いような、苦いような、酸っぱいような、とろみを伴った後味が暫く口のなかに残る。口腔内の両側に渋みのようなものが残るのが玉に瑕だが、それを差し引いても味わい深い。さっぱり路線というよりしっとり路線。シャンパンほど完全無欠ではないにしても、この価格で買ったことを思えば予想外のアタリな一本。クリコ一本でこいつが三本買えるんだと思えば、コストパフォーマンスはかなりのもの。