北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0026】CORVO ROSSO 2006

 
CORVO ROSSO 2006

懲りもせずにシチリアワイン、クラスはIGT*1。今度はネロダヴォラ70%、ビニャテッロ15%、ネレッロ・マスカレーゼ15%。ネロダヴォラはともかく、後ろ二つはわけがわからない。どんな味なのか、はてさて。近所の酒屋で1000円きっかりで購入。
 
 なんだか凄い匂い。バニラとチョコレートが鼻に突き刺さってくる。今までのネロダヴォラ単品のワイン達とはいきなり全然違う雰囲気。花の匂いは殆ど感じられず、葡萄の匂いもあんまり目立たない。味は、一口目はモヤモヤとしたよくわからない味だったが、何口か飲んでみると…酸味と渋みを伴ったストレートな葡萄の味が前に出てきた。口当たりはさっぱりしているのに、後味は結構複雑。1000円という値段を考えれば、味の入り口と出口のそれぞれが異なっていて、なかなか楽しみな感じ。軽い口当たりなのに水っぽくもなく、後味もそれなりだったので、値段を考えればまあまあだと思う。
 
 このワインは、比較的ワイワイガヤガヤした環境で呑んだので、あまり記録に残せないけれども、少なくとも1000円の値打ちはあるように思えた。突出した旨さではないけれども、悪くは無いと思う。
 

*1:注:テーブルワインよりワンランクだけ上のクラス