北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0095】Bourgogne Chardonnay Joseph Faiveley 2006(ハーフボトル)

フェブレ ブルゴーニュ・ブラン'10/11 ハーフボトル
 
 平日の夜九時以降にちょっといただくには、ハーフボトルが分量的にちょうど良いようなので、今回もハーフボトル。上のリンク先で1100円で購入したブルゴーニュのシャルドネを、おつまみ無しでいただくことにした。
 
 コルクを抜くと、漬け物臭と木の匂いがほんのりと混じりあって、そこに葡萄の爽やかな匂いが流れ込んでくる印象。僅かにバニラっぽさもあるかもしれない。匂いの勢いはそれほど強烈ではないけれど、まず確実に匂うぐらい。
 
 飲み口はコテコテ系というよりはさっぱり系ながらも、かなり鉱質が強く感じられる酸味の強い味。口に入れて数秒でいったん味の幅が広がった後、レモンのような味が尾をひき、その後に磯の風味がふわーんと広がる。この磯の風味が独特で、舌の奥のほうと奥歯のあたりを中心に、塩のようにも海苔のようにも感じられた。時に、バターのようなニュアンスが上顎に感じられることもある。なんだこりゃ?
 
 飲み慣れてくると、酸っぱさも鉱質さも磯っぽさもかなり円くなって、なかなか呑みやすくなってきた。微妙な塩加減は健在だし、バター風味が悪いようでいて悪くない。よくわからないなりに、まずまず楽しめたほう。