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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0105】Querciabella Batar 2003

クエルチャベッラ バタール(ヴィンテージが異なります)
 
 今日は十五夜。ここは一発いいワインを呑もうと思い、クエルチャベッラの偉そうな白ワインを開けることにした。トスカーナなのに「Batar」なんて名前がついていて、フランス風味のシャルドネと推測される。かなり前に現地で35ユーロぐらいで購入したものが、冷暗所で保存しっぱなしになっていたもの。日本ではけっこうな値段がついてしまっている。
 
 グラスのなかはちょっと色の薄い蜂蜜ぐらいの黄色。給食についていた透明な袋に入っている蜂蜜の色、と喩えるとちょうど良いかもしれない。香りは、仄かなバニラ臭とパン臭を伴った、甘〜い蜂蜜の香り。はちみつレモンの香りを厳かにしたような。口に運ぶと、うぉおおお濃厚だ!力一杯シャルドネだ!ボリューム満点の、フルーティーと苦み。口に入れて数秒ぐらいの幅の広さはかなりのもの。余韻は意外とさっぱりしていて、すぐに続きを呑みたくなる。酸味はあまり目立たず、堂々とした展開。
 
 すごく立派なワインだなぁとしみじみ感じた。ふくよかな風味、香りも甘くて樽っぽさ満点な、あたかもフランスのどこかの白ワインのようなだった。なるほど、だから「バタール」なんか。こういうワインを35ユーロで買えるなら幸せだけど、日本で8000円払って呑むのはとてもしんどい。すごく美味いんだけど…。
 
 ※翌日になってもずーっとワインのメロンみたいな余韻が体に漂っていた。いい感じだ。