ブランコ ニエヴァ ベルデホ 2008
安ワインのデータベースとして素晴らしいテキストを読ませてくれる、安ワイン道場さんのオススメは本当に美味いのか？過去の自分の記録と照らし合わせてみる限りでも、安ワイン道場の師範さまが勧めたワインでハズレた経験は無いようにみえる。そこで、1000円のスペイン産安白ワインを夕食のお伴にしてみた。(評価のリンク先：→)
色合いは、割と普通の濃さの薄レモン色。濃くも薄くもなくだけど、グラスに僅かに気泡がついている。香りはなかなか良い感じで、単なる蜂蜜花畑というでなく、なんとも神妙なニュアンスを伴っていてかなり良さげ。味は…うおっ！スタート地点は、濃く感じられる。幅もコクも感じ取れ、その後を、神妙な香りにふさわしい生真面目な酸味が追いかけてくる。夕食のタコやペペロンチーニにも、負けるそぶりは無い。その後、食事との相性によって酸味がかわいらしくなったり神妙になったりの波はあるにせよ、良い匂いを伴いながら、適度な酸味とコクで楽しませてくれた。多少、飽きっぽい展開とはいえ価格を考えればたいしたもんだ。先達者の見解は大いに参考にすべきと改めて思った一本となった。
