北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0134】Fontodi Chianti Classico 2006

フォントディ キアンティクラシコ[2006]
 
 今日の夕飯は、ロースカツとメンチカツ、サラダ、ガーリックトースト。これなら赤ワインの出番だろう。フルーティー系にするか暫し迷った後、選んだのはキャンティクラシコトスカーナにはスペルが「F」から始まるキャンティづくりのメーカーがいっぱいあって大変覚えにくく、これもそのうちの一つ。税込み2300円ぐらいの価格で上記リンク先にて購入した。
 
 開栓すると、非常に柔らかでクリーミーな葡萄臭。匂いの強さは若干弱めけれども、いかにもキャンティな香りには違いない。味も、クリーミーで酸味を伴ったいかにもな葡萄の感触が伝わってきた。タンニンはかなり明確、うるさくはないけれども味の一部として存在感を示している。そこに土か泥のような匂いが混じっているのが特徴的。 クエルチャベッラの上品なキャンティなどとは相当に様子が違って、素朴とでも言いたくなるような。
 
 そんなにお偉いワインではないかもしれないけど、メンチカツやロースカツには非常によく馴染み、単体で呑んでも土臭い感じが五臓六腑に染み渡る。パーティーの席などには似合わないけれども、一人でモソモソと呑むにはなかなか良い感じだ。