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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0142】Bruno Giacosa Roero Arneis 2008

 
ブルーノ・ジャコーザ ロエロ・アルネイス
 
 ピエモンテ州といえば、本来は名だたる赤ワインの産地…なんだけれど、予算の都合もあって我が家ではモスカート・ダスティやアスティ・スプマンテばかり買っている気がする。今回もまた、本命を避けて白ワイン。ただしメーカーは一流、「ブルーノ・ジャコーザの白ワインに面白いのがある」という噂を頼りに購入した品。
 
 匂いを嗅ぐと、樽とかバニラというよりは木の匂いが第一に飛び込んでくる。葡萄っぽさも感じられるが、どちらかといえば奥に引っ込んでいるほう。
 
 口をつけると…びっくり!アーモンドの強い強い風味を出発点に、アーモンド→ザラっとした酸味→滑らかな後味、と変化していった。飲み口は、非常に軽い。けれども入り口はびっくりするほどアーモンド!なるほど風変わりだ!飲み慣れてくると、酸味がかわいらしくなって口のなかに常駐するようになり、入口のアーモンド風味が少し引き気味にはなったけど、非常に呑みやすく、ペラペラ感には程遠い。ほんの僅か、微炭酸っぽさも感じられるけど、気になるほどでもない。同じピエモンテの軽口白ワインとしても、こちらとは雲泥の差。まぁ、値段が違うので仕方ないのかもしれないが、こっちならまた買ってもいい!と思える。
 
 安チーズを盛りつけ、一匹150円ぐらいの北米産キンキを使ったソテー(味付けはニンニクと唐辛子と葱とこのワイン)をつつきながらもう一度呑んだら、アーモンド風味復活!そこらの安ワインだと、一度薄まった風味が戻ってこないように体感されることがあるけど、こいつはそうはならず、むしろ後半になればなるほど幅のある味わいに。すげぇ、なんだこれ。このクラスのワインでこれだとするなら、ブルーノ・ジャコーザのトップクラスはどんなものなんだろうか。いつか奮発してバローロバルバレスコを買うときには、このメーカーのことを思い出すことにしよう。現時点では、好感度++。