モンテロッサ フランチャコルタ
今日のメニューは、納豆と御飯と味噌汁と酢物と焼魚という、どうにもヘルシーきわまりない和食なメニュー。なので、食後に煮干しをかじりながら、泡モノを呑んでみることにした。選んだのはフランチャコルタ、けれども閉店セールでなんと2200円で売られていたという掘り出し物。フランチャコルタはコストパフォーマンスが悪そうなのであまり買いたくないと思っていたけれど、2000円台なら元がとれるでしょう、きっと。
グラスに注ぐと、ほんの少し緑がかった濃いめの麦わら色で、細かな泡が上品にスーッとのぼっていく。色あいと、数が多くて細かくてスローな泡の上がり方に期待度大。
鼻を近づけると、うわっ！漬物！漬け物半分、フルーツ半分のいいやつがツンと鼻について、これまた良い感じ。当たりかな？と思い口をつけると発酵っぽい味とふんわりとした苦み、トロみ、上顎に感じられる泡立ちと、喉の奥まで続く酸味。なんだ、美味いじゃないか。ゴツい風采ではないけれど、なで肩の、マイルドな風味の集合体としてはすごくいい。値段を考えれば相当にお買い得な体験となった。
