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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0150】Domaine Joseph Matrot Puligny-Montrachet Les Chalumaux 2003(ハーフサイズ)

コート・ド・ボーヌ

 
 http://www.snooth.com/wine/domaine-joseph-matrot-pulignymontrachet-les-chalumeaux-1er-cru-2003/
 
めでたい日に、めでたいワインを。ハーフサイズながらも、ピュリニ・モンラッシェの立派な畑の名前がついた白ワインを頂くことにした。おつまみをつまみながらの開栓。

 色合いは、普通に白ワインの色。ただし、ちょっと高いやつにありそうな微妙に蜂蜜がかったような色合い。香りは…凄い、バニラと酸味と漬け物と葡萄と…といちいち挙げていくのが馬鹿馬鹿しくなるような、えもいわれぬ複雑怪奇な匂い。それでいて非常に締まりがある。
 
 口に入れた瞬間は水のようなのに、その後押し寄せる軽い甘みとコク…かと思ったら黄粉のような感触の後に苦みと発酵臭が。こういう感覚が十秒ぐらいの間にサーッと通り抜けていった。やがて、甘みや匂いとケンカしないような形で、鉱質っぽさも感じられるようにもなってきた。香りは相変わらず複雑で、どこか気高い。例えばこれと比べると、香りの立派さは同じぐらいだけど、こっちのほうがお澄まししていて捉え所がない。味の面でも、例えばこれに匹敵するものがあるけれども、やはりこちらのほうが上品*1。慣れてくるとメロンの香りが感じられるようにはなったけど、それで品が落ちるという様子もなく、背筋はしっかりしたまま。
 
 食事との相性は不明だけど、単品で呑むということになれば、イタリアの白ワインよりも上品なおいしさだったと思う。ふだんはこういう白ワインを必要としていないけど、たまに経験する分には、とても飲みごたえがあるとは思った。ただ、普段呑むには値段も方向性も…。
 

*1:その代わり、「くつろいだ感じ」という点ではあちらのほうがくつろげる