北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0204】Jermann Sauvignon 2007

ソーヴィニヨン / イエルマン
 
 今日の夕食は、キンメダイの寿司と白海老の刺身、生椎茸のグリルマヨネーズ和え、調理パン数種。寿司はともかく、その後のメニューにはキツめの白ワインが良いのじゃないかと思い、このワインを。
 
 色は、蜂蜜色系の白ワインっぽさ。かなり濃い色のようにみえる。匂いは、一発目は非常に澄んだ花の香り、そこから蜜の匂い。しつこくクンクンやっていると、猫のおしっこと言えばそうも感じなくもないような匂いも…。
 
 味は、軽いけれども酸味の強いスタート。口の中が粉っぽくなるような苦みがつきまとっている。美味いは美味いにしても、どうも酸っぱさの鋭さがキツい。苦みも手伝ってか、あまり友好的な雰囲気とは言えない感じ。「ツンツンしたワインだなぁ」と。
 
 しょんぼりしながら呑んでいたら、後半、鉱質風味が段々強まって、僅かに塩っぽいとさえ感じられるようになってきた。甘みも微妙に膨らむようになり、香りに梅や温野菜のような雰囲気も。今までに呑んだJermannの白ワインシリーズのなかでは、一番シャープな味だったと思うけど、エンジンのかかりがちょっと遅かった。三日ほどかけて呑んでみれば良かったんでしょうか。