ローランペリエ ブリュット ハーフ(N.V.)
シャンパーニュのハーフボトルが2000円ぐらいで割と手に入りやすくなってきた。景気がまだまだ悪く、円が少し強めだった頃に仕入れたお陰だろうか？なんにしても、今日は久しぶりにシャンパーニュ。
グラスに注ぐと見事な泡立ち。細かい泡が底からどんどん沸き上がる。とにかく泡が細かくまっすぐにのぼってくる。匂いは、パンと八つ橋を一緒に置いたような感触。ちょっと甘い香りがする。
味は、コッテリという言葉の似合うコクと塩っ気がしっかりと来て、後味はフンワリ系の余韻。酸味はそれほど気にならず、ちょっと歯に酸味の感触が残るぐらい。スパークリングワインの酸味にやられ気味だった自分にとっては、かなりフレンドリーな酸味と感じられた。そうこうしているうちに、クロワッサンのバター風味のような後味が上顎のあたりに残るように感じられるようになり、いよいよコッテリ感が強まってきた。さらに後半、味と香りに柑橘系の風味が加わり引き締まってきた。
泡立ちの様子もコッテリ味も、なんだか立派。最近呑んだスパークリングワイン達とははっきり違う様子。なんか、とても立派な感じがする。ハーフボトルなので、たちまちなくなってしまった。
