北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0222】Cusumano Alcamo 2008

クズマーノ アルカモ
(リンク先のヴィンテージは不明)

 
 クズマーノのワインはいつもガラスの栓。今回も同様で、取り扱いの便利な栓を開けてグラスに注いでみた。香りは、なんだか弱めの洗剤のような匂い。あまり匂わない。色合いは意外と濃く、山吹色というよりは時間の経った麦藁のような。
 
 口をつけると、なんとバター臭さとフルーツっぽさが真っ先に襲ってきた。バターっぽい何かが上顎に余韻となって残る。フルーツっぽさは、スイカのようなアッサリした系統が先行。口のなかの隅に、塩味が残るような感じもある。塩バター白ワイン?!
 
 ただ、残念なことに、呑めば呑むほど薄くなっていく、安ワイン的展開が待っていた。序盤は楽しく、無味乾燥でもないけれども、さすがにここまでの様子。でもそれって求めすぎなんだろう。昼食の時にみんなでワイワイと呑むぶんには、まったく問題なさそう。