北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0224】Olivier Leflaive Meursault Tillets 2007

 
ムルソー レ ティエ オリヴィエ ルフレーヴ
 
 今日の夕食は、デパ地下のチーズと烏賊の揚げ物、ハムサラダ。このメニューにぶつけるには立派すぎる可能性大なワインと対戦することになった。以前、楽天市場ではエノテカに並んでいたような気がするけど、見つからない。代わりに、アメブロの『ワイン好き夫婦のおうちワイン日記』さんの過去記事のなかに、全く同じ品との対峙記録を発見した。
 
 ちょっと冷やしすぎたかもしれないけれども、開栓。冷やしすぎたせいもあってか、甘いバニラと花の香りとスパイス、ぐらいしか最初は分からなかった。
 
 味は、初手からゆったり。少し苦みもあったけれども、その後、夏蜜柑のような酸味とかなりの鉱質がブワーッと口のなかに広がった。けれどもガチャガチャせず“かどがとれている”。でも、完全にかどがとれきってツルツルというでもなく、酸味と苦み・甘さを伴った鉱質の後味はしっかりしている。味のほうにもスパイシーな感じが。
 
 しばらくすると、匂いもまずまず膨らんできて、いい雰囲気に。甘くてふわっとした匂いと、後味の立派さ、ほのかなスパイシーさ。ただ、値段的に、もっとドッカンドッカン来るのかなぁと思っていたほどにまでは至らず。暖かくなってきても、この部分は変化しなかった。