北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0237】Cono Sur Pinot Noir 20Barrels Limited Edition 2007

 
コノスル・ピノ・ノワール・20バレル[2007]
 
 
 昨日の夕食は、マルゲリータピザ、チェリソにレタスのつけあわせ、ラムレーズン入りのチーズ。こういうまとまりを欠いたメニューを食べながら日本-オランダ戦を眺めるにあたって、このワインを選んだ。
 
 グラスに注ぐと、非常に濃い、色だけ見るならこれを連想させるようなごっつい色。匂いは強烈、バニラとチョコムースにちょっと苺ジャムをトッピングしたらこうなるかな、というような。強烈なエタノール臭も上がってくる。ごり押しするような匂いで、少しクラクラするほど。
 
 口に入れると、苦みとタンニンが先行し、その後に物凄くサクランボな酸っぱさがこみ上げてきた。これらの組み合わせのお陰なのか、かなり端正というか、匂いに比べてシャキっとしている印象を受けた。呑み進めても、適度な苦み・五月蠅くないタンニン・サクランボ的果実味の組み合わせがなんだか呑みやすい。匂いは相変わらず派手だけど、味のほうは良い意味でフサフサしすぎていないような案配で良い感じだった。