北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0249】Girolamo Dorigo Ribolla Gialla 2007

ジローラモ・ドリゴ リボラ・ジャッラ
 
 今日の夕食は、豚汁、マコガレイカルパッチョ、スモークサーモン、枝豆。さっさとごはんを食べてから、残ったおかずをつまみながら、このイタリア北東部のワインをいただくことにした。
 
 色は、普通の白ワイン色、平均よりやや濃いぐらいか。割と麦藁色。匂いは、僅かにパイナップルっぽい匂いがあるものの、籠もっていてグラスから上がって来ない。冷やしすぎたからかな?
 
 口に入れると、軽い酸味と同時に、かなり鉱質風味がブワーっと来た。後味に、蜂蜜と花梨と生姜をあわせたような感じが追加され、これはこれで面白いかもしれない。圧倒してくるようなワインではないけれども、それなりに爽やか。そうこうしているうちに、いよいよコクが強くなり、匂いのなかに木の実のようなニュアンスも混じりはじめて驚くようになってきた。最後はクッキーの匂いまで。2000円台の白ワインとして充分に楽しめたと思うし、いかにもイタリア北東部っぽい白ワインで満足な一本となった。