北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0252】Matane Negroamaro 2007

 
マタネ ネグロアマーロ(記述時点ではヴィンテージは一致)
 
 以前に呑んだネグロアマーロに比べると、遙かに若いワイン。ものすごく黒っぽいワインで不透明きわまりない、ちょっとトロトロしていてグラスのなかでとぐろをまいているようだ。ほんの少し赤みがかっていて、ストレートに紫色。
 
 匂いを嗅いでみると、ちょっと揮発性を伴った葡萄のフルーツ臭が鼻いっぱいに広がった。新鮮そうな良い匂い。味はけっこうクリーミーで、苦みや渋みも軽い感じ。そして葡萄たっぷりフルーティー。ああー美味い。ふつうに美味い。「これはモンテプルチャーノダブルッツォですよ」って出されたら、多分そうなんだなぁと思っちゃいそうだ。ただ、同価格帯のモンテ(略)に比べると、ちょっとクリーミーで、コーヒーのような、香辛料のような、そういう成分が目立つような気がした。