北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0258】Penfolds Rawson's Retreat Shiraz Cabernet 2009

 

(リンク先のヴィンテージは不明)
 
 久しぶりのオーストラリアワイン。開栓すると、いきなり漂い始める豆の匂い。田舎のでっかい豆をグツグツ煮詰めたらこうなるんじゃないかというような。色は極めて濃い紫色、不透明。グラスに鼻を近づけると、豆の奥から甘く柔らかい葡萄の匂いがこみ上げてくる。
 
 口当たりは非常に柔らかく、ふっくらと酸味と甘みが口のなかに広がり、穏やかなタンニンが追いかけてくる。それでもってジューシーさもたっぷり伴っていて、かなり美味い。かと言って、フワフワしすぎのワインというでもなく、微妙にバランスよかったりする。値段を考えれば、立派においしいワインだと思った。
 
 ※二日目になっても美味しさは変わらず、むしろ匂いは僅かに立派な方向に。最後までおいしくいただけた。