J ラサール プレフェランス ブリュット375ml
風呂上がりのシャンパーニュが美味しい季節がやって来ましたよ！と思って衝動的にポンとやってしまった一品。
ところが開けてびっくり、シャンパングラスがひどい有様で、急遽洗って注ぐ羽目に。これはあんまり良くないなぁと思いながら注ぐと、トラブルの割には綺麗で細かい泡がシュワシュワとのぼって美しい。色は仄かな麦藁色。
鼻を近づけると、酸っぱい匂いとメレンゲのような甘い匂いと発酵臭。味のほうは…あれ？酸味の感覚の後に来たのは甘み。「糖度の高い夏蜜柑」はたぶんこんな感じに甘いだろうというような、軽い苦みと気分の良い酸味を従えた、シトラスっぽい甘みがジュッと来た。慣れてくると、甘みが少し引っ込んでちょうど良い案配に。時々、酸味の混じったげっぷが出そうになるのも満足。泡の粒が細かいせいなのか、のどごしが柔らかく感じられるのも嬉しい。
今日のおつまみは栗。この組み合わせのせいかなんなのか、途中から匂いが八つ橋っぽくもなってきたけど、あまり甘くない栗にもよくあっている。気持ちよくやっているうちに、飲み干してしまった。
