ピエール・ラモットボージョレ・ヴィラージュ [2008] 【375ml】
夜のお伴に、今日はボージョレー村の一本を。開栓すると、そんじょそこらのブルゴーニュに比べてやけに青紫に近いような色合い。トータルとしては赤紫側なんだけど、こんなに青に近いスペクトルだったかなぁというような。そして不透明。匂いは、樽っぽさとアルコールっぽさはあるけど、葡萄の甘さみたいなものはあんまり伝わってこない。
口に入れると、とっかかりに渋みに包囲攻撃されたような。その渋さの一撃を凌いだ後に、軽い甘みと酸味と革っぽさが口から喉に通り過ぎていった。渋さに慣れてしまうと、後はごく普通にガブガブ呑める感じなんだけど、後味がちょっと変わっていて、ハッカのような香りと爽快感を伴っている。今回は、ハーフボトルで560円ぐらいで購入したもの(リンク先はもう少し高い)だったけど、値段を考えれば楽しい思いができたと思う。