北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0313】Henri Mandois Reserve Brut (N.V.) (ハーフボトル)

 
アンリ マンドワ キュヴェ レゼルヴ ブリュット
 
 お風呂あがりに何か泡物を飲もうと思って、スパークリングワインを選んだつもりが、気付いたらシャンパーニュを開けてしまっていてびっくりという一本。グラスに注ぐまで全く気付かなかった。無意識っておそろしいですね(棒読み)。
 
 開栓すると、辺りにメレンゲのような甘い香りがふわっと漂った。クンクンやると甘酸っぱさがほのかに匂う。色は麦藁色、泡ののぼる速度はゆっくり。はじめは泡に勢いがあったけど、ボトルのコンディションが悪かったのかなんなのか、立ち上る泡の量がやや早くなくなるようにみえた。
 
 口に入れると、苦みと酸味がグワーと吹き上がって、間に漬け物のような風味が混じっているように体験された。それでもって、舌の奥の方にレモングミのような甘酸っぱい後味がしっかり残って、確かめると何度も後味が楽しめる感じ。嫌な味ではなかった。そのうち夏蜜柑を少しだけ甘くしたような、割と自分好みな感じになってきて、まずまず幸せ。酸味が強めのスパークリングワイン/シャンパーニュには苦手意識があったけど、今回は酸味が強くても割といけた。もうちょっと泡が欲しかったなぁ…。