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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0331】Courtiers Selections Charmes-Chambertin 2006

 
クルティエ・セレクション シャルム・シャンベルタン [2006]
 
 今日の夕食は、ズワイガニのクリームパスタとローストビーフ。我が家にしてはワイン向きの食事となったので、ここは立派なやつのぶつけ時かなと思い、あれこれ迷った後に辿り着いたのがこれ。匿名っぽいシャルムシャンベルタンという、怪しげな代物。前回、これが思いの外おいしかったので特級を買ってみた次第。
 
 コルクを開けて実際にグラスに注いでみると、ちょっと煉瓦色っぽさの混じった、意外と薄めの透明感のあるワインレッド。ただ、最近濃い色の赤ワインを呑む機会が多かったので、相対的に薄いと感じているだけかもしれない。
 
 鼻を近づけると、グワッと来たのがピーナッツバターのような甘くてナッツな匂い&葡萄臭。もうもうと立ちこめるような。口に入れると鼻の奥まで葡萄の匂いがスコーンと抜けて気持ちよい。タンニンは柔らかく、そんなにボッテリした感じは伴わない。酸味は柔らかで意識して追いかけないと殆ど出しゃばってこない。そしていつも傍らにはピーナッツバターの匂いが漂う。ゆっくりと土っぽい匂いが混入してくるさまが嬉しい。濃いという感じではないけど、水っぽいというわけでもなく、厚みのある飲み物だとも思う。
 
 そうこうしているうちに、ブランデーやチョコレートのような匂いが鼻をかすめたりして結構楽しいことに。うんうん、特級を名乗るからにはこういうの嬉しいなーいい匂いだなー。でも、もうちょっと楽しませてくれても良かったんじゃないかな、と欲張りなことを思ってしまった。好みの問題や個人的な体調上の問題もあるに違いないにせよ、先日のヴォルネには及ばない体験だった。匿名シリーズは、サヴィニがまだ一本残っているけど、いったんそこまでにして、以後は作り手のラベリングがはっきりしたものにしてみようと思った。