フランチャコルタ キュヴェプレステージ 375mlカ デル ボスコ
今日の一本は、風呂上がりのフランチャコルタ。こいつはハーフボトルで2200円ほどの値段で購入したもの。色は、ちょっと明るめの黄色を帯びた、おおむねシャンパーニュみたいな色。泡も細かく、底から綺麗に吹き上げてくる。水面に泡が留まる姿も含めて、ものすごく綺麗。
最初に匂いを嗅ぐと、あんまり強くない。一応、メレンゲ臭+花畑+僅かな漬け物風味のような感じはする。
呑んでみると、非常に爽やかで青林檎を思わせる酸味と甘みが口腔内の真ん中を通り過ぎていく。で、舌の上に酸味がじわーっと残るような。少しキンキンしそうな感触もあるけど、キンキンする手前で踏みとどまっているようなところがあって、呑んでいてなんともいえない緊張感がある。この点も含め、背筋のシャンとした飲み物のように感じられる。これが、どこまでシャンパン的で、どこまでフランチャコルタの独自性なのかと言われたら…そのあたりはわからない。ただ、これをシャンパンですよって出されたら必ず騙されるだろうな、とは思う。見た目はものすごく綺麗だし、味も良く、ちょっと偉そうな雰囲気なので。まずまずかと。