フェウド・アランチョ シャルドネ
目で見る限りでは、僅かに緑色とオレンジ色が入っているような白ワイン色。とはいえそれほど色が濃いわけではなく、それなりに安ワインらしくはある。匂いをかいで見ると、メロンを中心としたトロピカル系の匂いで、シャルドネだけど南国だなぁシチリアらしい路線だなぁという雰囲気。
口に運ぶと予想通り、メロンやビワやイチジクを思い出したくなるようなフルーツ系の匂いが口腔内に広がった。じゃあ締まり無いかというとそうでもなく、やや玉葱&球根がかった風味を伴った酸味がそこそこついてきてくれて、予想よりはバランスが良い。やがて、球根っぽさに加えてヨーロッパっぽい石鹸の匂いも混入し、1000円の白ワインとしては満足な体裁に。
南国系なりに味と匂いと変化が楽しめ、値段もお得だったのでかなり満足できる一本だった。
※二日目に1/3を呑んだけど、さすがにダメになっていました。これはしようがないかも。