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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0355】Castellare di Castellina Chianti Classico 2007

トスカーナ

 
カステラーレ・ディ・カステリーナ キャンティ・クラシコ
(※ヴィンテージは多分異なります)
 
 イタリアワインはデザインが色々で、ジャケ買いしたくなるようなやつが結構ある。このキャンティ・クラシコも、鳥の絵がやたら印象に残ったので購入したもの。世の中には音楽CDをジャケ買いする人がいるのだから、イタリアワインをジャケ買いすることもあったっていいだろう。ジャケットが派手だと、アタリを引いてもハズレを引いても忘れにくいというメリットもある。このワインはCastellare (di Castellina)とあり、キャンティ地方南西部のカステッリーナ地方で作られているらしい。
 
 色は、ちょっと赤みがかった暗いワインレッド。少しだけ不透明感を伴った、赤茶色の混じったような印象を受ける感じ。匂いはクリーミーな甘さをフンワリとまとった、ちょっと神妙なチェリーっぽさを核とした匂い。これは、キャンティに連想する匂いそのまんま。
 
 口に入れると、キャンティらしいクリーミーな風味がワッと広がり、その後を極僅かの苦みを伴った、なんとも気持ちの良いチェリーな酸味が通りすぎていった。おおっ美味い!と思う間もなく、後味にクリーミーな甘みがシュワワーッとやってきて口のなかを包み込む。二口目以降になると、タンニンと、爽やかさを伴った果実味がせり出してきて、非常においしくなってきた。焼き豚やチーズとの相性も良く、さらに暫く待つと仄かな土の匂いまで。そして僅かにかすめるスミレの香り。
 
 このキャンティ、値段を考えればかなりややこしく、勿論すごくおいしい。凄いキャンティに出遭った!久しぶりのキャンティだからというのを差し引いても、こういう体験は非常に稀。大当たりだ!
 
 ※翌日、サラミピザ・鶏の唐揚げ・野菜スープというメニューに合わせてみた。風味は全く衰えず、むしろスミレの香りと苦みが強まって力強い印象に。素晴らしいです。