北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0365】Gran Sasso Montepulciano d'Abruzzo 2009

 
グランサッソ モンテプルチァーノ ダブルッツォ
 
 今日の夕食はカルボナーラとポテトサラダ。この軽いメニューに合わせるべく、モンテプルチャーノ・ダブルッツォを開けることにした。
 
 色は、青紫っぽさを帯びた不透明な色合い。いかにもこの種のワインらしい色。匂いは、ちょっと煮豆に近いところもあるかもしれないけれど、わりと基本的な葡萄臭。あまり強い匂いではない。
 
 口にしてみると、とにかくジューシー。ブドウジュースから甘みを取ってそのままワインにしたらこんな感じじゃないか、というような。酸味もなんだか新鮮な印象があり、ほとばしる果実味が気持ちよく、おいしい。渋みや苦みは非常に薄く、重さとか複雑さとか一切知りませんという雰囲気。ひたすら新鮮葡萄路線。
 
 そんながぶ飲みワインでも、カルボナーラと一緒になれば、ちょっとだけ真面目そうな顔つきをしてくれて意外。イタリアンな昼飯と一緒にいただくには、これがいいような気がした。単品で飲み続けると、飽きちゃうかも。
 
 ※二日目になると、このワインの長所であるところの「新鮮葡萄路線」が萎えてしまって、ただの軽安赤ワインになってしまった。さっさと呑んでしまうのが吉か。