北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0380】Marcel Martin Musucadet Sevre & Maine Les Vieilles Vignes 2007 (ハーフサイズ)

 
マルセル マルタン ミュスカデ セーヴル エ メーヌ ヴィエイユ ヴィンニュ ハーフ
 
 今日の夕食は、タラの芽・ウド・コゴミの天麩羅、スズキの刺身、シイタケの煮物、味噌汁、御飯。この、健康に良さそうな日本食のメニューを見ているうちに白ワインが欲しくなり、ロワール地方のミュスカデを選んでみた。
 
 色を確認すると、少し赤みがかった白ワイン色。匂いは弱く、僅かな甘みと梅のような酸っぱさを連想させるものがあった。あまり呑んだことのない品種なので、これがどうなのかは分からない(追記:同じタイプとの対峙記録が見つかった。その時には大変満足していて、匂いもこんな感じではなかった模様)。
 
 口に運んでみると、少し玉葱っぽさを伴った甘み、酸味がワッと広がった。一瞬、甘口ワインかと錯覚するような。けれども後味はキリッとしていて、どうやら辛口らしい。酸味と苦味がややでしゃばり気味のようにも感じられ、また水っぽい印象もあった。幸い、二杯、三杯といくと慣れてきて、食事とも悪くない相性を示してはくれたけれど、“お買い得”というほどの好印象には至らず。