北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0388】Teresa Raiz le Marsure Pinot Grigio 2009

 
レ マルスーレ ピノ グリージョ 2009 テレザ ライツ
 
 今日の夕食は、鰯の煮付け、味噌汁、キュウリの浅漬け、御飯。このうち鰯の煮付けだけをちょっと残し、白ワインを開けてみることにした。モノは、イタリア北東部では定番会社のピノ・グリージョで1500円のベーシック品。
 
 グラスに注ぐと、僅かに赤みがかった白ワイン色。そして細かな水泡がびっしりとグラスにくっついている。匂いは、とても澄んだ感じの、ママレモン+酸っぱい匂い。口に入れると、爽やかな酸味と苦み(グレープフルーツに似ているけれども、それより酸味が柔らかく、一方苦みはゴワッとした存在感強い)、同時に、炭酸由来なのかピリッとした鋭い感覚があった。飲んでみるとちょっとオイリーなたぷたぷ感を伴い、そのたぷたぷ感と酸味が口のなかに余韻となって残る。
 
 飲み進めていくと、ちょっとお米のような匂いがして、さらにヨーロッパ石鹸の匂いが混じりはじめ、当初の匂いも含めあれこれ連想させてくれるように。意外といいじゃないですか!飲み口はあくまで爽やか系・匂いがそれなりに複雑となれば、1500円のワインとしてはたいしたもんだ。リンク先では1300円台で売られており、もし同質のクオリティならお買い得だと思う。美味かった。