北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

(無題)

 

 

 
 この日の午前中までは、ストラスブールに滞在。人口20万ぐらいの都市ながら、日本の同規模の都市よりも活気があるのはEUの中核都市のひとつだから、だろうか。そこらじゅうにアルザスワインが溢れる街ながら、こんなフランスの地方都市にも日本のオタク系グッズのお店がある事には驚いた。レパートリーが少し古くコミックス方面に偏り、店内で流れるアニソンが2000年前後のものだったけど、曲りなりにも初音ミク鏡音リンのグッズが売られているなんて。
 

  
 ストラスブールを後にした後は、いよいよアルザスワインの故郷へ。リックヴィール村、カイゼルスブルグ村というアルザスの観光地とJean Becker家のワイナリーを訪問。ベッカー家での試飲も含め、今回の旅ではアルザスワインをあれこれ呑む機会があり、勉強になった。丘陵沿いの葡萄畑に囲まれた、とても美しい村々に、おいしい食事と激安アルザスワイン。飲兵衛には天国のような旅路だ。酒屋で見かけるアルザスワインは、非発泡性AOCも発泡性のクレマン・ダルザスもフルボトル4ユーロ〜で売られていて、あまりにも日本と価格帯がかけ離れていて唖然とした。