北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0414】Domaine de Saint-Julien les-Vignes cote aux d'aix-en-Provence 2010

  

 
 http://www.domaine-st-julien.com/pages/catalogue.php
 (※このワインをインターネットで検索すると、「Chateau Saint-Julien Coteaux Varois Rose, Provence, France, 2010」という名が引っかかる。上記はそれのリンク先)
 
 最終日は、ディジョンからヴェズレーに移動。昼食にグラスの正体不明な「ブルゴーニュ・ヴェズレー」を飲んだけどさっぱり冴えず、その後はパリへ。後はもう、帰還するだけ。
 
 今日の夕食は、南仏風ビストロ。山羊のチーズをビスケットの上に載せてこんがり焼いた前菜&サラダ、地中海グリル、牛肉カルパッチョというメニューに対し、プロヴァンスのロゼを選んでみた。
 
 色は、ぎょっとするほど薄いロゼピンクで、まるで白ワインのよう。この段階では、うわぁ終わったと思った。ところが匂いはしっかりしていて、バラやかんきつ類の皮を思わせるような芳香をかなり強く放っている。
 
 味は、先日のイタリア産ロゼと似ていて、爽やかでゴクゴクいける。もちろん料理との相性は絶妙。しかも、二杯目以降は妙にコクのある、味の濃い感じに伸びてきて嬉しいかぎり。見た目は心配だったけど、においと味はいけている一本。周りのお客さんもこれを頼んでいたところをみると、このお店では良い品だったのかもしれない。