北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0415】ロマンディオラ Colli d'Imola Pignoletto Frizzante 2010

 
ロマンディオラ・ピニョレット
 
 今夜の夕食は、ゴルゴンゾーラとトマトクリームのパスタとパン。それに合わせるべく選んだこのワインは、エミリア・ロマーニャ州のロマンディオラ社が作っている品と判明しているけれども、ボトルを眺めるだけではどこにもメーカー名が書いてない。仕方がないので、メーカー名はネットで検索できるカタカナで記述せざるを得なかった。
 
 それはともかく開栓すると、さすがフリツァンテ(微発泡)。ボトルにシュワーと泡が集まる。グラスに注ぐと、いかにも疎らな泡がプクプクと昇るような。見た目はなかなか色の濃い白ワイン色。ここまでは狙い通り。
 
 ただ、匂いが全然しない!残念すぎる。口に入れると、やや酸味の目立つ、いかにも薄味のスパークリングワイン的な。軽くて水っぽくてゆるーい感じの、なんとも安ワイン的風情の漂う一本。パスタソースは安物のレトルトなんだけど、ゴルゴンゾーラが頑張っているのか、ワインが負けてしまっている。うへー。暑い日にはこういうユルくて涼しいワインをがぶがぶ呑むのは気持ちの良いことだとは思うけど、これだけ一本調子だと、ビール・チューハイ系のほうが良いかなと思ってしまう。フリツァンテは決して嫌いではないんだけど…。