ナパ・セラーズ ピノ・ノワール
フランスワインを飲む機会が続いていたので、今回はカルフォルニアワインを選んでみることにした。1本1500円のピノ・ノワールは果たしておいしいか。
色はかなり深めのワインレッドで黒っぽい。先日のヴォルネなどに比べれば格段に黒っぽく、若さのせいか、グラスのふちの色は少し青っぽい。匂いはあたり一面に香ってくるほど強く、フレッシュな果実香が直球で匂ってくる。ちょっと木の樽を思い出すような匂いもする。
口に含むと、強すぎない酸味と程よい甘みが広がり、ヒノキ風呂のような木の匂いが顔の周りに広がった。さっぱりしていて飲みやすく、コクもそれなりにあって、柔らか。バランスはとても良い感じ。ただ、呑み進めていってもあんまり変化が無く、「特徴が無いのが特徴」という言葉を連想したくなるような、優等生的なイメージも。CPはよかった。