北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0454】Cono Sur Riesling Reserva 2010

 
コノスル[2010]リースリング・リゼルヴァ
 
 色は、ほんの少しだけ緑色側に寄ったような白ワイン色。匂いをかぐと、オイリーで花畑、メロンとビワのような匂いがする。*1あと、果物系缶詰の甘い液体や、フルーツポンチを連想したくなるような。
 
 口をつけてみると、スルスルと、ほのかに甘くて酸味のしっかりした白ワインの味。酸味は重い/軽いで言ったら軽いほうの部類で、後にはそれほど長く引かずあっさりしている。苦みも一応あるけれど、しゃしゃり出てくることがなく、甘みもそれほど目立たないせいか、えらくシャープな印象を受ける。「たぷたぷしたところがない」。
 
 以前、2008年産を飲んだときに比べると甘みがずっと少なくて鋭くあっさりしたワインと感じられた。こんなワインだったっけ?ちょっとびっくり。
 

*1:ん?「これは猫のおしっこの匂いのしないソーヴィニオンブランです」と言われたらどうやって鑑別するんだ?