北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0455】Bollinger Special Cuvee Brut (N.V.) (マグナムボトル)

 
 今日は早い時間に開放されて、街であれこれ買い物。まだまだ暑くて大変だと思っていたところに、GOSSというワインバーが太陽が高いうちからオープンしているのを発見して、これに吸い込まれてしまった。シャンパーニュ一杯と軽食のセットが1500円と書いてあったがための狼藉。
 
 さて、どんなシャンパーニュがついてくるのかなとメニューを見ると…「フィリップ・ラマリエ」という文字が!おお、安シャンパーニュ!でもどうせなら、呑んだことのない他のやつにしたいと思ってグラスシャンパンのメニューを見ると、フィリップ・ラマリエより300円高い値段でボランジェ(それもマグナムボトルの!)がいただけることが判明。それならボランジェにしましょうよと注文した。
 
ボランジェ スペシャル・キュヴェ ブリュット [NV] 750ml
 
 色は、黄金色よりもう少し緑or茶に近いようなすごく濃い色で、非常に細かな泡がゆっくりと立ち上っている。ちょうど近くのお客さんがフィリップ・ラマリエを注文して、グラスが横並びになったけれど、両者を比べると色と泡の細かさ&スローさが全然違う。
 
 匂いをかいでみると、林檎系+パン系の匂いがする。漬物やメレンゲはあまり感じ取れず。ちょっと匂いが弱めのような気がするけど、シャンパーニュ自体久しく飲んでなかったので、泡系として強いのか弱いのかはよくわからない。
 
 口に運んでみると、まず林檎。青林檎と焼き林檎のいいとこ取りをしたような、なんとも気持ち良い甘みと、強すぎないやさしげな酸味がやってきた。苦味もあまり荒っぽくなく、発酵系の風味も強すぎない。コテコテだろうと先入観を持っていたせいか、意外と「軽やか」に感じられた。それよりも連想される語彙は「まったり」「ひたひた」という感じで、やけにまろやか。これは、素敵かも。