北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0462】Moet et Chandon Brut Imperial (N.V.)

 
モエ・エ・シャンドン ブリュット
 
 いつものスーパーマーケットを巡回していたら、クーラーの効いたワインコーナーで「商品入れ替え半額セール」という文字を発見。アンティノリのサンタ・クリスティーナが700円、イエローテイルのモスカートが400円等々、素敵な価格設定。そしてスパークリングワインコーナーを見ると…モエ・エ・シャンドンが一本2400円!なんという価格!定番銘柄ながら思わず二本購入、さっそく一本呑んでみることに。
 
 色は、ちょっと薄い黄金色。細かな泡がパワフルに昇ってくるさまは、最近呑んできたスパークリングワイン達とは全然違う。匂いは、以前にかいだ時のような桃っぽさは連想されないけど、メレンゲに似た淡い甘い匂いがする。
 
 口に入れると、きつめの苦みと酸味に加えて、柑橘系、特にグレープフルーツ〜レモンあたりを連想させる果実味がしっかりで、どれも釣り合いがとれている。後味は苦みが薄れて果実味が優勢で、かといって酸っぱすぎるでもなく、しつこくもない。味覚がどれも強いためかイタリア安物スプマンテなどにありがちな締まりのなさは感じない。やっぱり美味い一本だった。