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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0496】Brac de la Perriere-Chateau de Lancie Le Chene du Py Morgon 2007 (ハーフボトル)

 

 
 今日はボジョレーヌーボーの解禁日、なので何かボジョレーにゆかりのあるワインを呑もうと思って選んだのは、ボジョレーはボジョレーでもクリュ・ボジョレーな一本。よくわからないメーカーながら、「モルゴン」などという、海外産RPGの邪神っぽい名前がついている。
 
 まず、グラスで色を確認。今まで出遭ってきたボジョレー・ヴィラージュに比べると、青紫っぽさが乏しく、色だけ見るとピノ・ノワールみたいだと思った。透明感があって、ちょっと薄めの色合いで、見た目はヴォルネみたい。匂いはかなり強く、グラスに注いだ時点で、人なつっこいボジョレー臭がした後、グラスに鼻をクンクンやると、「水飴でコーティングしたサクランボのお菓子」のような、強くてはっきりとした匂いを知覚した。その後から、普通のストロベリーっぽい匂いが追い掛けてくる。
 
 口に入れてみると、独特の苦みとコク、そして強い鉱質(なぜに鉱質??しかしまるでゴボウを食ってるかのようだ)が来た後、コーヒーとアセロラドリンクの混合物のような味がやってきた。←こう書くとゲテモノじみているけれどもバランスは良く、口の中での存在感は抜群で、喉をこじ開けてくるような厚みと存在感を持っている。後味は長く、キュッとしたサクランボ酸味・ゴボウ的鉱質っぽさ・コーヒーっぽさがウエイトを変えながらやってくる。あと、言語化しきれないので「バネのような弾力」としか言えない感覚を感じた。
 
 これはこれで、なんだか凄いワインだった!肉厚で思いっきりゴボウっぽく、匂いもかわいらしい。このメーカーのクリュ・ボジョレーはあと二種類買ってあるので、楽しみにしようと思った。
 
 ※全部飲み終わってボトルを洗っていたら、普通のブルゴーニュ赤でも滅多に無いくらいの澱がドバーッっと出てきて、最後まで驚かされた。