北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0499】Kumala Cabernet Sauvignon Shiraz 2010

 
クマラ・カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーズ
 
 軽量級の美味い赤ワインを呑んだ後、しかもかなり酔っぱらった状態で開けて大丈夫そうなワインとして南アフリカの赤ワインを選んだ。このメーカーのワインは、以前、ピノタージュ・シラーズを呑んだ際にかなりおいしかったので、そのカベルネ&シラーズを選んでみた。これならきっと大丈夫。
 
 実際に開けてみると、色は黒々と濃く、不透明。先ほどのカレラとは全く違った感じ。匂いも、煙突っぽさと煮豆っぽさが強く感じられ、ほっこりとしている。カベルネ〜!
  
 口に入れてみると、思った以上にフルーティーで、口当たりが優しい。それなりに苦みもあるけれども、えらく素直なおいしさで、渋みもきわめて少なく、誰でも呑めるような味。普段はワインを呑まない人から「これ呑みやすい」「ワインっていうとイメージするおいしさはこれ」というお褒めの言葉を頂いたけど、確かにそうかもしれない。メインの牛肉の赤ワイン煮とも相性は抜群だった。
 
 酔っぱらっていてもスイスイ呑め、しっかりと濃く、安いけどおいしいありがたい一本。酒宴の最終盤をしっかりとカバーしてくれた。