北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0538】Brac de la Perriere-Chateau de Lancie Les Grands Vents Saint-Amour 2005 (ハーフボトル)

 

 
 このワインは、以前に呑んでとてもおいしかったクリュ・ボジョレーの一本。追加で一本手に入ったので、呑んでみることにした。
 
 色は、先日のデュバンのオート・コート・ド・ニュイよりも濃い感じで、不透明、ややお汁粉っぽい見た目をしている。粘性率が高いのか、いつになくグラスのへりにべっとりとしている。匂いは比較的弱めで、少しばかり甘い匂いがしたような気がしたけど、すぐにわからなくなった。前回のようなキュートな甘い匂いが無い。
 
 で、呑んでみると、口当たりもやっぱりお汁粉っぽいというか、粒度を伴った感じがするのは前回と同じ。ただし甘みは明らかに少なめ。匂いもあまりキュートになってこない。なんか、前回飲んだやつから、甘みやふくよかさを70%カットしてしまったような。これじゃちっとも味吟醸じゃない。ボトルの差なのか保存状態の差なのか呑んだ時の温度の差なのか?こういう現象に出くわすのはいかにもワインらしいけれど、ハズレを引いてしまった感は否めず。