北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0551】北京龍微醸酒有限公司 中華牌 桂花陳酒 麗白

 
中華牌 桂花陳酒 麗白 500ml (中国酒)
 
 ※メーカー名は「北京龍微醸酒有限公司」と書いてあるけど、「微」の字はちょっとだけ違っているので、英語表記の「Beijing Dragon Seal Wines CO.LTD.」のほうが検索には頼りになるかも。
 
 こいつは中国産のワインで、金木犀のフレバーをかけてある特殊なワイン。イタリアでいうならベルモットのような変わり種の様子。匂いをかぐと、甘い花の匂いがぷんぷん。あんまりワインでは嗅いだことのない系統で、ちょっと甘ったるい不思議な匂い。色は少し茶色がかった、蛍光色っぽさを漂わせた感じ。ボトルから得られる情報だけでは、何か着色料を混ぜたような形跡は無し。
 
 口に入れた瞬間、スルスルと甘い味が入ってきて、一応酸味も来るけれども僅か。甘さの度合いとしてはアスティくらいだけど、もちろんアスティとは別路線の味で、金木犀?の香りのせいか、東洋めいた雰囲気がある。すごくおいしいという感じではないけど、食前酒としてはこれはこれでいけるような気がする。ワインのくせにしっかり東洋っぽいのもいい感じ。こういうのもあるんだと勉強になった。