北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0567】Jean Marie Tribaut Brut (N.V.)

 
ジャン=マリー・トリボー ブリュット
 
 今日は、軽いイタリア白ワインを腹一杯呑みたい気分だったけど、自宅にそんなストックが無い。困ったなぁどうしようかなぁと思いながら近所のスーパーマーケットに行ってみると!おお!大特価ワインの欄にシャンパーニュがある!しかも1990円!思わず掴んで、こいつを呑もうと決定。(後で調べたらここに対峙記録があった。)
 
 色は、少し赤みがかったところもある麦藁色。細かな泡がそれなり勢いよく上がっている。匂いは、ほっこりとしたパンの匂いが第一に来た。その後ろから、おずおずと柑橘系っぽい匂いがあるように感じるけど強くはない。
 
 口に入れると、夏蜜柑系の甘みを伴った酸味がジュワワーッっと来た。苦みはあくまで軽く、後味は軽い金属感のおかげか、どこかハッカっぽいせいか、ワインの体格が軽いせいか、やたら爽やかに感じられる。前回に比べると、林檎っぽさと奈良漬けっぽさが少なめのせいか、シャンパーニュというより出来のいいプロセッコのような印象を受ける。勿論これはこれでおいしいし、華奢なイタリア白ワインが呑みたかったからいいっちゃいいんだけど、折角なんだからシャンパーニュらしく振る舞ってくださいよ、とかちょっとだけ思った。