北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0590】Lanson Rose Label Brut Rose (N.V.)

 
ランソン ブリュット ロゼ
 
 今日はちょっとした節目の日だったこともあって、思い切ってシャンパーニュを開けてみるにした。メーカーはいつも信頼しているランソンの、しかもロゼラベル。なぜか2800円で売られているのをヴェリタスで発見したので即ゲットした。
 
 色は、モロに美味そうな、少し赤銅色がかったようなロゼっぽい色をしていて非常に立派。やや早い速度ながら、泡がものすごい勢いで底から沸き上がってくる姿も見栄えがする。臭いはパンっぽい普通のスパークリングワイン。
 
 口をつけてみると、柑橘類の皮というか、ロゼっぽい味が口のなかいっぱいに広がり、キューンとした後味の酸味もいかにもロゼワインらしい癖が感じられた。少し漬け物っぽい風味も混じっているし、パンっぽさが時々鼻をよぎるあたりもシャンパーニュなんだけど、全体としてはロゼワインに泡が付与されたってイメージが強い。いつぞやのアヤラのロゼに比べると非常に力があって、(シャンパーニュとしてはさておき)ロゼとして力一杯という感じがする。4000円ぐらいでこれを買いたいかと言われたらちょっと敬遠しそうだけど、とにかくしっかりとしたロゼワインだった。