北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0606】Cono Sur Merlot Reserva 2010

 
コノスル[2010]メルロー・リゼルヴァ
 
 今日の夕食はお寿司とお味噌汁。その後で二日がかり前提で何かほっこりしたワインが飲みたくなってこれを選んだ。チリの定番メーカー・コノスルのワインは大抵一度は呑んでいるけれども、メルローリゼルヴァを呑むのは今回が初めて――と思ったら今年初めに呑んでいた
 
 色を見ると、猛烈に濃くて不透明な赤ワイン色、見た目だけならカシスリキュールのよう。においをかぐと、煮豆のような柔らかくて甘そうな匂いと、ツーンとした果実臭がメインで、その後ろから杉か檜の入浴剤っぽい匂い・または線香臭が混入してくる。
 
 口をつけてみると柔らかな飲み口で、果実の甘みと軽い酸味、なめらかなタンニンがうまいこと釣り合っている。ほんの少し、ミントのような爽快さと埃っぽい感覚が混じっていてこれも嬉しい。大体予想通りにおいしい感じで、少し肌寒い日にはちょうど良かった。
 
 ※翌日もそんなに印象は変わらず。