ブルゴーニュ・シャルドネ ロマンティック 750ml
色は、ほんの少し緑色がかっているような白ワイン色をしている。匂いは、少し冷やしすぎたせいか微かにミツ系の匂いがするかしないか程度。
口に入れてみると、ちょっとタマネギの炒め物に通じるような、なんとなく南国シャルドネ風味な味がして、酸味も少なめなのかな、と感じた。なんとなくメロンの皮付近のような苦味を伴っている。ここで真っ先に連想されたワインは、シチリア産フェウド・アランチョのシャルドネ。けれどもそこからが違って、涼しい感じの酸味がじわりじわりと強まってきて、蜜っぽい風味と溶け合ってなかなかいい感じ。けれどもメロンの皮っぽい苦味が強いのと、タマネギ風味が微妙というか、まずくはないけど、新世界やシチリアのシャルドネでもいいじゃん、と思えるようなところがあった。酸味の涼しさを除けばあんましブルゴーニュらしくない白ワインのような。