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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0649】Corvo Irmana 2011

コルヴォ・“イルマーナ”[2011]年
 
 今日の夕食はサラダパスタ、ミートソース、かぼちゃにひき肉の詰めたもの。こういうメニューはシチリアワインにふさわしいと思い、久しぶりにシチリアの土着品種をぶつけてみた。このワインはネロ・ダヴォラとフラッパートという品種らしい。このメーカー(コルボ・ドゥーカ・ディ・サラパルータ)にしては珍しく、ブルゴーニュ風の、なで肩のボトルに入っている。
 
 グラスに空けてみると、予想よりはるかに濃くて少し青みが買った、不透明で黒っぽいワインレッドが出てきた。匂いをかぐと、ごつくて派手な果実っぽさと柔らかなコーヒー牛乳風味がする。
 
 口に入れてみると、シラーもかくやというコクとが感じられてあれ?と思ったけど、すぐにたっぷりとした果実味に切り替わって安心する。重くはないけど濃くて、ごくごくいける愛想のよさがある。それと、口当たりが妙にミルキーでニュニュとしている。一応、忘れた頃にタンニンもやってくるけど気にならず、柔和さのほうが優勢。料理に合わせると果実味や酸味が引っ込んで、それはそれでよく合っている。
 
 思ったよりもずっとおいしいワインだった。品種的につかみどころがなく、柔らかくて愛嬌のある呑み心地もイタリアっぽさ満点。
 
 ※翌日は、少し果実味が弱ってしまってしまった。こいつは果実味が弱くなるとかなりがっかりするタイプなのか、旨さ−30%ぐらい。初日にガーッと呑んでしまうのが吉か。