北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0689】能登ワイン マスカットベリーA 2011

能登ワインマスカットベリーA(赤)
 
 今日は、珍しくも日本産、それも裏日本のワインを頂く事に。はてさてどんな味なんだろう。
 
 色は、ヴァルポリチェッラを連想するような、明るいルビー色。赤ワインとしてはかなり薄い。匂いをかぐと。。。うーん、なんだかボジョレーを連想させるような、ほっこりとした匂い+水飴コーティングされたチェリーみたいな。
 
 口に入れると、鮮烈な酸味がキューンと来て、ほんのりとしたコクが口の裏にくっつくような。タンニンは控えめのように見えて意外と自己主張している。なんか獣っぽさもあって独特のテイストだけど、ボジョレーやヴァルポリチェッラに似ているような気はする。カベルネ/メルロー/シラー系とは遠く、ガメイに何か近いような。。。そういえば、以前に呑んだ富山県産のマスカットベリーA品種のワインが、これにとても良く似た風味だったと記憶している。地域が石川県と富山県では、気候は似ているだろうし、品種も同じなので、風味も似ているのかもしれない。機会があったら、太平洋側や内陸性気候の同品種とも比べてみたいな、と思った。
 
 暫くしてくると、酸味がちょっときつすぎると感じるようになった。突出しすぎのような気がする。辛い。