“バビロン”・マルケ・ロッソ[2011]年
色を見ると、若くて濃いタイプの赤ワインを思わせる、少し青みのある不透明で黒っぽい赤ワイン色。匂いをかぐと、果実の甘酸っぱさを強烈に連想する匂いに、南イタリア〜スペインワインに割とありがちな、線香くささのようなやつが少し混じっているような。線香っぽさはごく軽いので、全体的には口をすぼめたくなるような匂いがメイン。
口に入れてみると、酸味がそれなり強いけれどもどこか優しい飲み口。甘味がしっかり感じられ、少しザラッとした口当たりが人懐こさの原因なのかな?とも思う。果実味は豊かでフルーティ、飲みやすいところでバランスがとれているように感じられる。リンク先によれば、モンテプルチアーノ55%・ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ25%・メルロー20%というけれど、なるほど、そう言われればそんな気がする。
※翌日もあんまり雰囲気は変化せず。