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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0706】Saracco Moscato d'Asti 2011

 
サラッコ モスカートダスティ
 
 さてクリスマスということで二番手を。デザートワインをあけてみることにした。折角なんで同じピエモンテ地区のデザートを。
 
 グラスに注いでみると、まずビールのようなモコモコした泡が表面にびっしりわいてびっくりした。こういうモスカートダスティは見たことが無い。泡の上昇速度はきわめてゆっくり、これらから粘性度の高い飲み物と想像した。色は白っぽい。匂いは初手は弾けるようなマスカット臭で、いかにもこのジャンルっぽい。
 
 口をつけてみると、甘くてトロトロとした舌触り、甘みがグッとあって余韻に爽やかなマスカットの酸味が抜けていくような趣向。そして口をつけた後はアルミのような特有の金属臭が漂っている――鉄とかを連想するんじゃなくて、灰色っぽい軽金属を連想させるような面白い匂いというか。そこにマスカットと生姜を混ぜたような感じと言えばいいのか、なんとも独特のフレーバーが濃厚。現地で見つけたモスカートダスティほどトロトロしていないにしてもかなりトロトロしたモスカート・ダスティ。最近、このサラッコの品を急激に見かけるようになったところをみると、量産体勢を整えたのか、それとも日本のインポーターが目をつけたのか。なんにしても、こんなに旨いやつが手軽に手に入るのは嬉しい限り。