北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0724】Stocco Furiulano 2011

 
ストッコ フリウラーノ 2011

 今日は久しぶりにブラインドでワイン当てゲームをやってみようと思って、以下の三つのボトルを用意してみた。
 
 1.ブルゴーニュ、サン・ヴェラン産のシャルドネ2007
 2.イタリア南部、カンパーニャ州のフィアーノ・ディ・アベッリーノ2010
 3.イタリア北東部、フリウリ-ヴェネチア-ジューリア州のフリウラーノ2011(正解はこれ)
 
 これのうち一本を内緒で抜栓してもらい、グラスに注いでいよいよテイスティング
 
 まず見た目は、ちょっと黄色がかった白ワイン色。特徴的なのは、異様なほど粘性が高いことで、グラスのへりにべっとりとへばりつくようなネトネト感。匂いをかいでみると…おっ、スカっと爽やか、青リンゴのような匂いが鼻を突き抜けてくる。少し炭酸めいたスカッシュ感を伴っていて、爽やか。若干、花の蜜みたいな匂いもするけど、これはシャルドネじゃないでしょう。絶対イタリア産ですよ。
 
 で、口をつけてみると、烈しい青リンゴ酸味がぐわっと来た!もうこれはカンパーニャ州の青リンゴ強烈酸三兄弟でしょう!2.のフィアーノで確定!と思ったら、ブッブー!フリウラーノでした!!こんなにネバネバしたワインだったっけ?とてもおいしくて、ちょっと高級なオットリ感を伴ったワインでびっくり。
 
 飲み慣れてみると、少し草っぽい風味が強まってきて、少しミントっぽい爽快さを伴うようにもなってきた。うーん、おいしい。しかしこんなに旨いワインだったっけか。嬉しい誤算だ。

※二日目はさらにハーブっぽい飲み物に。トロトロ感は減退したかも。いずれにしても十分なレベル。