サン ヴェラン グランド ブリュイエール
なんとなく安いブルゴーニュ系のワインが欲しくなったのでこいつを選んでみた。まずコルクを抜くと、コルクの裏に透明な結晶がびっしり。すごく綺麗ではある。グラスに注ぐと、色は標準的なブルゴーニュ白っぽい色。匂いはよくわからない。
口をつけてみると……おー酸っぱい！夏みかんを思わせる苦さを伴う、キツーい酸味。先日のグレコとは方向性が違う。カルシウムがそんなに出張っていないのと、酸味がストレートじゃなくて、口に入れてから２、３秒程度のタイムラグがあるように感じられる。こっちのほうがちょっと痩せた感じ＆わかりにくい感じだけど、価格差が大きいから仕方の無いことだろう。ちょっとだけメロンぽさも感じられるけれど、これはあまり嬉しくない感じ。とはいえ、全体的にこじんまりとしていて酸っぱさ優位な白ワインだった。大体こんなものじゃないでしょうか。
※二日目にちょっぴり残ったものを呑んでみたけれど、少し果実味が強まった以外はあまり変化しなかった。
